安曇野・秩父 |
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R4年の2年蜜の採蜜を開始しました! |
養蜂と蜂蜜にようこそ! 1、養蜂の起源 2、日本蜜蜂について 3、日本蜜蜂の蜂蜜について |
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環境作りーーーーーー | 1- 1「養蜂の起源」 養蜂は紀元前2600年頃のエジプトではじまったようです。 現在のような巣箱の原型ができ、合理的な養蜂がはじまったのは19世紀中頃のことで、ヨーロッパ先進国が発明や科学技術の発展をとげ生産技術の革新が相次ぎ現代のような産業になったようです。 日本に養蜂が伝わったのは、大和朝廷の時代に朝鮮半島から伝わったといわれています。 日本ミツバチは、日本に古来から生息していて主に山野の大木の洞などに棲む野生種で、明治以前は、日本全国でこの蜂を庭先などに移植して、大昔から原始的な養蜂が営まれていました。 しかし、明治以降、大量に蜂蜜が生産できる西洋ミツバチ(改良種)が合理的な飼育法とあいまって欧米より輸入され、全国的に普及したこともあり、もともと神経質で巣を放棄しやすい日本ミツバチは、次第に養蜂家から見放されていったのです。 | |
2- 1「日本蜜蜂について」 ■ ハチ目 細腰亜目 ミツバチ科 ミツバチ亜科 ■ 学名:Apis cerana japonica 日本ミツバチ ■ 別名:「和蜂」・「ヤマミツバチ」・その地方では「ヤマンバチ」 | ||
特 徴:・トウヨウミツバチ分布圏の四亜種のうちの北限の 一亜種といわれている。 ・セイヨウミツバチと比べて温和な性質で攻撃性は少ない。 ・採蜜までの期間が長いこと、巣箱や飼育環境が気に入らなければ群ごと集団逃亡してしまう。 ・セイヨウミツバチと比べた飼養管理技術の未知や困難性などがあいまって、趣味的飼養以外には。 生産効率が著しく劣るといわれる。 | ||
雌の働き蜂:体長12mm前後、セイヨウミツバチよりスリムで小型、まれに黄色が強く出たり比較的小型や大型の群系統 もあるがほとんどはくびれがあり白黒の横縞が特徴である。 雄 蜂 :全身黒く幅広い扁平な体型で目が大きいのが特徴です。 交尾以外はとりたてた役割はなく働かず寿命も短い。 女 王 蜂 :働き蜂と同じ旧女王蜂からの産卵ですが特別にローヤルゼリーだけで育てられます。 蜂群の母蜂としての女王蜂は、他の集団生活を営むハチ類と同じく一集団に一匹で、 新しく誕生した 新女王蜂に、旧女王蜂が営巣を引継ぎ巣別れします。 | ||
棲むところ :
営巣は寺社、墓石、塀の石垣、造成地の法面、民家の屋根裏や壁の隙間、床下、寺社の樹木ウロなど、 比較的乾燥と湿潤が並存した遮閉されたところを好むようです。 まれに樹木や構造物などの開放空間でも営巣します。 冬季の降雪のない暖地では、群れの数を減らしながらも開放空間で越冬することもあるようです。 | ||
3- 1「日本蜜蜂の蜂蜜について」 日本蜜蜂は、百種類の花に訪花し主に山間樹木の花蜜を収集していると言われ、その蜂蜜は“百花蜜”と呼ばれております。そのため、いろいろな花の蜜・成分が含まれるために、気品ある味と香りを有しており栄養価に富み、西洋蜜蜂の主に草花の単花蜜と比べ効果は数十倍ともいわれている。 日本蜜蜂は、蜂自体が時間を掛けて巣を作り、その中に蜂蜜を貯蔵しますので、西洋蜜蜂の様に頻回の採蜜は出来ず、一年一度あるいは二年に一度しか蜜が取れません。 | ||
そのため、生産量も少なく市場にでる事は極めて稀であることから、日本蜜蜂の蜂蜜は“幻の蜂蜜”と呼ばれ、日本蜜蜂飼育の愛好家の間でしか消費されていませんでした。 西洋蜜蜂の蜂蜜は透明度がありますが、日本蜜蜂の蜂蜜は琥珀色をしております。 西洋蜜蜂では、蜂が花蜜を集めた後短期間に採蜜するためです。 日本蜜蜂の蜂蜜は個性ある風味を保持させるために”生”です。 |
西洋蜜蜂の一部のように加熱処理は全くしておりません。 そのため保存期間中に表面に白い泡が観察される事があります。 これは蜂蜜成分の糖が分解するためで、食するのには全く問題ありません。 気になるようでしたら湯煎あるいはレンジで加熱してください。 また蜂蜜が固形化した場合も同様にすれば液化します。 |
分蜂時の日本蜜蜂と西洋蜜蜂の比較です、保護捕獲依頼はNPOサイトからお願い致します。
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日本蜜蜂の生蜜 |